書きたくなった。
書かずにはいられなかった。
誰に届くでもない、でも確かに叫んだ、この、声。
”僕”は誰か。
それは僕自身かもしれないし、あるいは物語の中の”彼”かも知れない。
恋、したこと、ある?
僕は、ある。
でも、それが人に対してなのかは、わからない。
僕はたぶん、恋に、恋をしたのだと思う。
誰かを好きになってみたくて、誰かに好かれてみたくて。
いつの間にか、本当の”好き”を見失ってた。
今でも僕は、それを見つけられていない。
2年前、僕は彼女に告白をした。
2年前、僕はあの人に告白をされた。
別に2人の間でゆれたわけじゃない、けど。
2人は僕に、それぞれ別の疑問を残していった。
答えなど、見つけられない。
見つけてしまったら、僕は、泣くしかないから。
この2年の間に、僕の隣には大抵、誰かがいた。
けれどそれは、本当の意味ではいないのと同じ。
ただ、恋に惹かれただけだった。
だから、その誰かでは、足りない。
結局、僕が今、誰を好きなのかは分からない。
6月4日、とある女子に、好きな人を聞かれた。
もちろん、答えなかったけれど、もしかしたら、答えられなかったのかもしれない。
いないから、とか、そういう陳腐な理由じゃない。
答えようとすれば、僕は、気付いてしまいそうだった。
ずっと、感じてきて、それでも、見てみぬ振りをしてきた想い。
1人のときだけ、そっとその気持ちに向き合ってきた、想い。
誰かに見せれば、僕は、壊れてしまうから。
それは、寂しがり屋の僕には、辛すぎる
寂しさ
言葉であらわすとしたら、そうなるのだろう。
THEME : 誰かへ伝える言葉 - GENRE :
小説・文学
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